発掘作業。

05/22/2008 木曜日

先日自宅で嫁さんから言われのない迫害を受けていたレコードたちは、ついに強制退去という結果になりました。

僕のいない間に…ぞっとします
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写真を撮る前に止めてほしいものです>嫁さん
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息子はとても楽しそうですね


おかげで仕事をしながらレコードを聴ける環境になったとはいえ、足の踏み場がなくなってしまい、おおよそ仕事をする環境とはいえないものになってしまいました。
(こうなるのが嫌で事務所にレコードを持ち込まなかったのに…)
まあ、自宅も広く使えるようになったし、仕事をしながらレコードが聴けるようになったから良いんだけど。

なので、最近はiTunesではなくて、もっぱらレコードを聴きながら仕事してます。
以前とは「ぐっ」とくるポイントというか聴き所が変わったから、新しい発見があって楽しいです。
おかげでいちいちジャケットをチェックしたり、webで関連情報を調べたりするので仕事が捗りませんが。

で、今日は仕事が捗らないついでに最近聴いている音楽たちを。

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VANGELIS O. PAPATHANASSIOU / EARTH (VERTIGO)1973

ギリシャの作曲家で、「ブレードランナー」や「南極物語」などのサントラを手がけた人のようです。
有名な人のようですが、もちろん詳しいことは今の今まで知りませんでした。
今までも何度か針を落としたことはあったんだけど、じっくりとアルバムを通して聴いたのはつい最近のことです。
ビートレスで宗教がかったというか呪術的で怪しげなコーラス、それに絡む幻想的なストリングス。
今僕の中で旬な音です。
(仲間から譲ってもらった一枚。さんきゅー)

 

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SOLUTION / cordon bleu (rocket)1975

このレコードはDJしてるときによく使ってたけど、その曲以外はほとんどと言っていいくらい聴いていなかった一枚。
よく使っていた曲も曲自体が長いのでブレイクのとこしか聴かなかったし。
要するにまともに聴いたのはほぼ初めて。
プロデューサーはエルトン・ジョンとのコンビが有名なガス・ダッジョンで、ジャケのデザインはHIPGNOSIS。
ブリティッシュ色が強いんだけど、オランダのプログレグループです。

 

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NEAL CREQUE / NEAL CREQUE&THE HANDS OF TIME (MUSE)1974

PUCHO & THE LATIN SOUL BROTHERSのキーボード奏者NEAL CREQUEのソロ。
DJ時代にお世話になったレコードの一枚。
例の如く今の今までアルバムを通してじっくり聴いたことはありませんでした。
JazzFunk色の強いアルバムで、懐かしい感じがする音。
Vocalも心地よい。

 

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Andrew Hill Trio / Invitation (Steeple Chase)1974

買った当時、顔ジャケ(顔面どアップの写真、イラストを使ったジャケット)ブームというのが自分の中で流行してまして、何の予備知識もなく顔ジャケってだけで買った一枚。
もちろんつい最近までほとんど聴いてませんでした。
正当派でモダンなjazz。
BlueNote時代が有名なようですが、これはデンマークの老舗レーベルSteeple Chaseからのリリース。
昔はbigbandスタイルで派手な音が好きだったんだけど、最近はtrioの音がしっくりきます。
これを聴いていると酒が飲みたくなってきます。
ついでにthe old blind CATに行きたくなります。
invitationがかっちょいい。

今回はこの辺で。
今後もレコード棚をしこしこと掘り返してみます。

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