地方にデザインは必要ないのか？
07/07/2008 月曜日えらく大上段に構えたタイトルであーる。
たいした意味はない。
デザイン論を語る、なんてこともない。
ただ、地元のコンビニに「pen」が売っていなかったということだけであーる。
近くのコンビニにはデザイン関係の雑誌がほとんどない。
あるのは週刊誌とハウジング関係の雑誌とファッション誌、旅やグルメ情報誌とエロ本。
BRUTUSすら、ない。
TSUTAYAまで行けばあるんだけど、ガソリンを使ってまで雑誌を買いにいくのも馬鹿げている。
ということで、地方の味方Amazonであーる。
ただ、雑誌一冊では送料無料にならないから、以前から欲しかった本を一緒に頼んでみた。
お気づきかもしれないが、500円の雑誌を買うのに、合計で3050円も使わないと買えないという現状。
ガソリンを使った方が安いのではないか？
さっきは以前から欲しかった本と書いたけど、そんなのは今すぐ買わなくてもいい商品なわけで。
これがなんとかしてほしい地方の切実な現状です。
ということで、無駄遣いをしてまで買った雑誌のご紹介。
新聞最下段にある出版社の広告をみて、こりゃ買わなくちゃなと思っていたんです。
96年に原美術館であった回顧展は見に行くことができず、カタログも完売。
手元に彼の仕事が紹介されている本はない。
そんな状況下でこんなステキな特集。
500円でこれは安いっす。
図版集では書かれないだろうエピソードが紹介されていて、そこが良いです。
雑誌ならではですね。
でもやっぱり図版集もほすぃ。
で、下がついでに買った（買わざるを得なかった）本。
高橋正明／編著 彰国社刊 (ISBN：978-4-395-24105-7)
ついでに買ったとは言ったものの、とても良い本でした。
先日プレゼン資料を作成していた時に、どういうプレゼンが効果的なのか？みたいなことを考えていたので、非常にタイムリーでございました。
糞のようにあるプレゼン本（プレゼンの極意！とかのHow To本）と違って、現物の図版と作成者の意図が作成者自身の言葉で書かれていて、非常に興味深い一冊でした。
まあ、とにかく、コンビニでせめてpenくらいは扱って欲しいです。
結果的には大満足な買い物でしたがね。
