やっと父親になれたのかもしれない。
05/06/2010 木曜日
嫁さんが出産で帰省してはや半月。
倅は母ちゃんに会いたいとも言わず、グズることもなく毎日を過ごしている。
が、やはりストレスが溜まっているのだろう、口に指を入れることが多くなっている。
キーっとなることも多くなっている。
ここはひとつ、このゴールデンな休みを利用して倅と二人で旅に出よう。
そんなことを思い立った5月2日。
翌朝、起きて準備をして、いざ弟(倅と同い年の甥っ子がいる)の住む栃木へ。
細かいことは抜きにして、旅に出て良かった。
ちょっとしたお出かけは今までにあったけど、2時間以上の、二人っきりの遠出は初めて。
父親らしいところがなく、嫁さんに責められつつもとにかく自分大好きで過ごしてきた4年間。
いつも仕事だなんだかんだと言って家にいないし、どこかに連れて行くこともなかった4年間。
休みの日があるようなないような、休みがあっても昼から飲むことしか考えてない父親。
まあ、名ばかりの父親だった4年間だったわけです。
仕事をしてさえいれば良い訳じゃない。
確かに自分は親にそうやって育てられたけれども、不満がなかったわけじゃない。
(だからといって親を恨むような、人んちを羨むような、そこまでではないけれども)
今まで何をしてたんだろう。
今まで彼の何を見てたんだろう。
そんなことを思った3日間。
ありきたりな言葉だけど、やっぱり最高だよ、子供って。
この3日間は僕の中で忘れられない時間が過ごせたよ。
これでちょっとは倅との距離が縮まったかな。
少しは父ちゃんになれたかな、と。
今度は家族みんなで旅に出よう。
そんなこと書いてても、着いてすぐの蕎麦屋に始まり、釣り堀、銭湯、弟宅とずっとビールを飲んでいたのは内緒だ。
子供たちを寝かしつけたあとに、弟と夜中まではしごしてまで飲んだくれていたのはもっと内緒だ。
今も余韻に浸って飲みながら書いてるのはもっともっと内緒だ。
倅よ、明日からもよろしく。
そして、明日の保育園はグズらずにちゃんと行ってくれ。
父ちゃんはレコ部をもう少し聴いたら寝るからさ。
あっ、弟夫婦、甥っ子姪っ子、いろいろありがとう。
お世話になりました。
これに懲りずに今後ともよろしく。
Tags: 子育て
5月 10th, 2010
子供に教わる事は親に教わることに匹敵する。
5月 11th, 2010
子育てしながら親も成長するっていうからね。
私はその経験ができるかわからないけれど、
子どもでも何でも、育てるということは
自分のなかにある愛情みたいなものも
一緒にはぐくんでいるような気がするよ。
いいなあ、おとうさん。